2023.1.15. 例会山行 比叡山

2023年初の例会山行です。

【メンバー】
にーこ、ちーちゃん、プーさん、りーさん、もりぞー、よっしー、あづみーる、じゅん2、ピグ、ひとみちゃん、がっきー、ともち、よっちゃん、みるる、りょうちゃん、なかきち、てるみん、みやぞお、ととやん 19名

【ルート】
9:00比叡山坂本⇒9:40京阪坂本比叡山口駅⇒10:00本坂入口⇒11:30根本中堂⇒12:00大比叡(昼食)⇒13:30ケーブル比叡駅⇒14:30雲母坂登山口⇒15:00修学院

天気予報では、あまり天気は良くなさそうだったのですが
駅を出るころから、弱い雨が降りはじめました。
合羽を着るほどではないにしろ、なんとなく一日これでは足取りも重いよな ともっさり歩き始めました。

目の前の比叡山が、にぶーい雲におおわれています。

だんごや

ふもとの団子や「比叡三九良」
今回の山行担当である、にーこと、ちーちゃんから素晴らしい提案として、おいしい草餅をゲット。
まだ、開店前であるにもかかわらず人数分予約して買うことが出来ました。

本阪入口

ここから、急な石段がながく続きます。
だんだんと、合羽がうっとおしくなってきました。
ポクポクポクポク 登山靴がひびいています。
ハアハアとみんな少しづつ息遣いがあらくなってきました。
暑っついなあ とかおもいはじめたとき 

ラララ~♪と沿道の比叡山高校のコーラスが、聞こえてきました。
少し心が 涼しくなりました。
やはり乙女の歌声はいいなあ と思いました。

比叡山境内へ

樹林帯を登っているので、今まで気が付かなかったのですが、雨はいつの間にかやんでいました。
たまに薄日が差すこともあり、林間に琵琶湖がチラチラみえてくることもあります。
だいぶ登ったなあと、いい気分にさせる風景です。
下にふもとの坂本の町が小さくなっているのを見て ほくそえんだりします。

どんと焼き

境内では、どんど焼きがおこなわれており、登りでかいた汗がすぐ乾きました。
イキな計らいです。
しばらくいい気持ちで、て-せなか-はら と火にあたります。
横には立派な立て札で「火気厳禁」と書いてあります。

鐘を突いたり
お参りしたり

みんな、比叡山を満喫しています。

そうそう、今日はすばらしいものを拝見しました。
比叡山のお坊さんの中でも、もっとも徳の高いお方だと思うのですが 
小柄な方が、黒塗りのクラウンにのって下界へ降りられるのを見かけました。
よく磨かれた車体のボンネットに、家紋のようなものがあしらわれた車は、静かに境内をぬけていきます。
両側をお坊さんが一列にズラッと並んでお見送りしています。
なんだか、無駄口をたたいてはならない雰囲気です。

テルル一行も、さすがに静かにしていました。

例の草餅

少し登って大比叡のピークそばで昼食となりました。
霧も晴れてきたのですが、杉の並木で麓はあまりよくみえません。
でも、座るにちょうどいい高さの石が並ぶ広場です。

昼食後は、楽しみにしていた草餅です。
みんな、手づかみで取っていきます。
シッカリ草の香りがしました。柔らかくてよくのび-る。
いいねえ

大比叡山頂

あれほど、今日は暑いなあ とか言っていたのですが 昼食休憩ですっかり寒くなりました。すばやく大比叡の山頂へ移動して集合写真を撮ります。

北山方面

 よく似た高さの山なみが続く、深い緑の世界。

琵琶湖方面

 蓬莱山は雪雲だ。
少し下ると一気に景色がよく見えるスポットにたどり着きました。
北山方面や琵琶湖方面がバーンと見えます。
ここまでは、林間にチラチラとか小出しに見えた程度だったのですが、突然の開放感のある見晴らし。あけっぴろげ
ドラマチックな演出です。

京都市内方面

さらに少し下ったところにも展望が
京都の街が一望です。
遠くに、アベノハルカスなんかも見えます。
「今日は雨上がりだからよく見えるなあ」と、地元の比叡山ツウとおぼしき おじさんハイカーが言っているのが聞こえてきました。
まったくいい日に来たもんです。

少し湿り気のある雲母坂を下っていくと、だんだんと京都の街が大きくなってきます。
だいぶ下ったな、と思っていたら修学院離宮の横に降りてきました。

 
あとは、叡電修学院の駅まで向かうだけです。
途中に、大原たまご工房とか、ガラス張りのこじゃれた古物屋さんがあったり
して退屈しません。
川べりを、そよ風がぬけていきます。

あるきながら、「でも、これでいったい一日の売り上げはどのくらいあるんやろ」とか
いらん心配したりしましたが それは余計なお世話だと思ったりしました。

みんなもリラックスムードですすんでいきます。
あっちこっちで、いろんなおしゃべりが聞こえてきます。

2023年のスタートは、こういう風に始まりました。

おしまい    

文責・写真 ととやん