2020.09.19-21 槍ヶ岳~大キレット

天気:19日 晴れ

   20日 曇りのち晴れ

   21日 晴れ

メンバー:かず、よっしー

コースタイム

19日 05:15 上高地

   08:00 横尾

   09:10 槍沢ロッジ

   12:30 槍ヶ岳山荘

   13:15 槍ヶ岳山頂

   14:00 槍ヶ岳山荘

20日 05:40 槍ヶ岳山荘

   07:35 南岳山頂

   09:47 長谷川ピーク

   11:30 北穂高小屋

   12:50 北穂高岳(南峰)

   14:36 涸沢小屋

21日 06:00 涸沢ヒュッテ

   08:10 屏風ノ頭

   10:50 徳沢

   13:00 上高地

みんなで涸沢へ行こう!!を合言葉に最終12名の参加、4つの山行計画が組まれました。

私はかずさんの槍ヶ岳~大キレットに参加。

一度は行ってみたかったルートの挑戦に気持ちが高ぶります。

19日朝、明神分岐でみんなと別れて、目指すは槍ヶ岳肩ノ小屋!

上高地の名物、無防備なサルたち(笑)を横目に先へ進みます。

前日までの天気予報はパッとしなかったけど、企画者のプーさんは決行の判断。

これが大当たり!!!

雨のスタートも覚悟だったけど、朝は高曇り程度。

その空もあっという間に青空へ。(ババ平の槍沢キャンプ地)

まだまだ、先は長い。。。気合が入ります。

朝は涼しかったけど、槍沢を登るころには汗が噴き出す。

半袖になるなんて思ってなかったな~(・・;)と、かずさん。

穂先が見えた!!

予定では、穂先は翌朝だったけど。。。

二人の気持ちは既にロックオン!!

今日、穂先まで登りきるぞ!!

小屋までの残り標高300mがきつかったぁ。

酸素が肺に届かない感じ。。。息が上がる。

空気の薄さを久しぶりに感じました。

上がらない足をごまかしながら前へ進める。

12時30分、肩ノ小屋到着

そして。。。

13時15分槍ヶ岳山頂!!やったー!\(^o^)/

無事に登頂できたお礼をしているかずさん。

西側は雲が多かったものの、360度の大パノラマに感動!!

中央の奥は立山連邦、右側奥は白馬岳まで見えてる。

こちらは北鎌尾根

右側のきれいな▲が常念岳、中央に大天井岳、左は燕岳

そして、明日のルートとなる穂高方面

連休初日で、少し早く着けたおかげか、山頂は人が少なくのんびりできました。

さぁ、お腹空いたし、テン場に戻って休もう~

本日のテン場は、穂先が目の前で最高のロケーションでした。

沈む夕日に今日一日の想いを馳せる。

一日目にして大満足だ!!

軽量化で豪華とは言えないけど、二人で持ち寄ったご飯を分け合いながらの晩餐。

明日に向けて、19時に早々と就寝しました。

20日 4時起床

朝焼けを拝んで、いざ出発です!

今朝も高曇りではあるものの、前日の予報ではみぞれも出ていたが、天気の崩れは無い。

南岳に到着。

振り返って、槍の穂先。

ここまで、特に危険な箇所は無し。

午後から青空が広がる予報だったので、南岳小屋少し長めの休憩。

いよいよ、大キレットへ挑みます。(南岳小屋から見た大キレット)

まずは、最低コルから南岳を振り返る

緊張感のある急な下りだった。

長谷川ピークからの下りの斜面。

一般ルートとは思えない厳しい下りで、内蔵がキュッとなりました(◎_◎;)

ここを抜ければ、あとは北穂目指して登るだけです。

息は上がるけど、やっぱり登りは楽しい!!

11時30分 北穂高小屋到着!!

大キレットを振り返る

長谷川ピークの存在感がすごい(^^;

2人とも、小屋の中華丼で空腹を満たすと共に

無事、大キレットを歩き切った満足感に浸りました(笑)

北穂高山頂へ(北峰と、もちろん三角点のある南峰へも)

さぁ、みんなの待つ涸沢へ下山開始!!

涸沢小屋に到着すると、偶然にも他のメンバーと合流できました。

今日のご褒美は、ソフトクリーム!!

かずさん、ごちそうさまでした!!また、いつでも勝負を受けますよ(笑)

テン場では、互いの二日間を報告し合い、楽しい夜を過ごしました(^^♪

21日 12名でパノラマコースから下山開始。

今日は、天気予報通りの晴れ!!

涸沢を振り返って名残惜しいむ。

屏風のコルで、かずさんと私は再びみんなと別れて屏風ノ頭を目指すことに。

前日から涸沢入りしたつぼちゃんチームと一緒に、まずは屏風ノ耳へ。

屏風ノ耳から先は、まさかの薮こぎ状態で踏み跡を探りながら進むことに(;´Д`)

苦労して進んだ甲斐があった!

素晴らしい眺め!!

昨日ルートが一望できました。

これで本当に見納めです。

また、いつかこの景色を見に来よう!!

猛ダッシュで先行のみんなを追いかけ、徳沢手前で無事合流。

三日間の長くて短い大冒険が、また楽しい思い出に加わりました。

写真/かずさん、よっしー

文/よっしー