2021.5.4 石鎚山(みるる編)
天気:晴れのち曇り
メンバー:プーさん、りーさん、あきちゃん、あづみーる、よっちゃん、ししまる、みるる
コースタイム
7:05 土小屋
9:10 二ノ鎖元小屋
10:15 弥山
10:45 天狗岳
11:00 南尖峰
11:45 弥山
12:35 二ノ鎖元小屋
14:25 土小屋
四国への山行2日目、石鎚山へ行ってきました。
2日前に雪が降り、山頂付近は雪が残っていました。
手を合わせ出発。「みんな怪我なく下山できますように。」
ベンチ3くらいまでの雪はこんな感じ
徐々に雪が増え、滑りそうで緊張が続きます。
ついにドキドキの二ノ鎖。ただでさえ怖いのに雪もあり不安・・。とにかく考え過ぎず、登る!!
ここでみんなは思いもかけない目の保養??(と言っていいのかな。美しいと誰か言ってたし笑)ができた様だが私は見れず・・。
三ノ鎖へは巻き道へ行こうとしたが、ししまるが果敢にも挑戦すると手を上げ、プーさんと三ノ鎖へ。他のメンバーは巻き道で登る。ししまる、どんどんたくましくなる!プーさんも楽しそう!
弥山から天狗岳へは鎖とはまた違った高度感で私にとっては修行。四国へ行く前日に「高いところは怖くない。」「全然怖くない。」と自己暗示をかけ、わざわざ本屋へ行き「ラチとらいおん」の絵本を立ち読みし(ラチという怖がりの男の子がライオンと一緒に行動し、たくましくなっていく話)、自分もラチのようになるのだとイメージして行ったのだけれど・・。
自分と戦いながらなんとか天狗岳、到着!有志でその先の南尖峰へと進む。りーさんと私は居残り、人の邪魔にならないところへ移動し、山を眺めながらしばしの休憩。りーさんは単なる休憩だけど、私は自分を励まし過ぎてかなり精神力をつかってしまい、南尖峰へ行く気力が出ませんでした(-_-;)
そして、天狗岳から弥山へ戻れば修行は終わると思っていたのだけど、途中見てはいけない景色を見てしまった・・。ストンと岩が切り落ちている・・。恐怖心から動けなくなってしまう。でも、どうにか気持ちを立て直し、みんなから励まされ、前へ進む。無事弥山へ戻り、りーさんから「よく頑張った。」とハグされると涙が出てしまい、プーさんからは握手、みんなからは笑いで見守られ、それまで緊張していた気持ちがふにゃふにゃに。みんなと一緒に行けて本当によかった。私にとってテルルのみんなはまさに「ラチとらいおん」の“らいおん”。みんながいることで勇気を出せています。今日みたいな日を積み重ね、怖がりの私でも憧れのアルプスへ行けるようになればいいなぁ~。
怖いところもあったけど、ベンチ2から3までの眺めはよく、山が何層も重なり、ロングトレイルにはまっている私は「歩くところがいっぱいあるー。歩き放題や~。」と嬉しくなる景色がありました。
みんな、本当にありがとう。
早く他のみんなとも何も気にせず一緒に行けるようになればいいなぁ。
写真 あきちゃん、プーさん、りーさん
文 みるる