2021.10.1~10.3 立山三山周回
コロナ禍で大人数の山行を控えていた私。
でもどっか行きたい、そしてチャレンジもしてみたい。
山の何たるかを知るために。山と向き合うための一人旅に行ってきました。
天候:1日 ガス・小雨・夜から強風
2日 ガスのち快晴
3日 快晴
行程:1日 始発で大阪から移動
13:00 室堂
15:30 雷鳥沢キャンプ場
2日 6:00 雷鳥沢キャンプ場
8:00 一の越
9:00 雄山
9:30 大汝山
9:45 富士ノ折立
11:10 別山
14:00 雷鳥沢キャンプ場
3日 8:00 雷鳥沢キャンプ場
9:00 室堂
メンバー:ぴぐ
数日前から、台風16号の目玉とにらめっこし続けた。
奴が過ぎ去った直後の山行となり、台風一過も期待できたが強風が不安。
ヤマテンでは1日夕方~2日の風速が13m程の予報だった。
テント泊の準備と山小屋の空きを調べて大阪を出発した。
電車が苦手な私は、行きしの乗り継ぎが核心部だった。
でも文明の利器(スマホアプリ)を駆使しバスやケーブルカーを乗り継いで予定通り室堂着。
肌も潤うくらいのガッスガスだった。
テン場確保の心配もなさそうなので、待機がてら登山届受付のおっちゃんと、今晩テント泊にするか小屋泊にするか相談に乗ってもらう。
でも結局自分で決めるよね(^^;
テント泊決行!
カッパ着て歩き出す。テン場は案の定ガラガラだった。
霧雨の中、好立地にテント設営。(雷鳥沢キャンプ場にはWi-Fi有り!)
夜からの強風に備えて、張り綱は大きめの石でしつこいくらい固定した。
ご飯はタンパク質を取るため鶏鍋(意識高い系)。
でもやっぱりみんなで食べる方がおいしいよね。
就寝くらいから、バタバタと強い風が吹き出す。心細い。
隣のテントは夜中に何度かペグを打ち直してた。
しつこくしたの正解。いつの間にか寝てたけど。
翌朝のキャンプ場は風もやみ、うっすらガスってるけど好転に期待して出発。
一ノ越で、浄土山から来たおっちゃんに「写真撮って」と頼まれる。
快諾したのが運のツキ?
「おねーちゃんも撮ったるわ!」「いいですいいです」
押し問答に負ける。
おっちゃんと雄山まで抜きつ抜かれつ、心がざわつく距離感。
雄山山頂は風が強かった。
またおっちゃんとの押し問答に負ける。
押しに弱い私。
そこでおっちゃんは休憩をとるとのことだったので、先を急ぐ。
別に離れたかった訳じゃない。(笑)
そこからはだんだんと天気が良くなって、気持ち良い稜線歩きを満喫。
途中、お金が挟んであるスマホ拾って剱御前小舎に預ける。
無事に飼い主のところに戻れるように。
私も気を付けよう。
剱御前小舎からの、歩いてきた稜線を眺めながらの下山は素晴らしいものだった。
この世じゃないような、自分がCGの世界にいるような。
立山の景色は最高だった。
いつもみたいに「キレイなぁ」とあるある言いたい~。
でも景色をしみじみ噛みしめることもできたかな。
翌朝の室堂は、出発時とは全く違う景色でした。
山は天気が違うだけで別人です。
帰りのバスで、泉州労山の方と偶然隣の席になり、めちゃ面白かった。
相手してくれてありがとうございました!
富山で途中下車して白エビ丼を食べて帰阪。
山の何たるか…はまだわかりません。
でも準備から決断など、全て自分一人。山に行く時の心構えを今一度確認できたいい経験でした。
立山よ、ありがとう。