2023.9.2-3 唐松岳

八方池に映る白馬三山のポスターをどこかで見て、いつか行きたいとずっと思ってた。

メンバー : りょう

天気 : 2日 曇りのち晴れ 3日 晴れのち曇り霧

コースタイム

2日 10:50八方池山荘→11:50八方池→13:32丸山ケルン→14:18唐松岳頂上山荘

3日 4:40唐松岳頂上山荘→4:54唐松岳→5:52唐松岳頂上山荘8:30→9:00丸山ケルン→9:43八方池11:06→11:38八方池山荘

バスとゴンドラ、リフトを乗り継いで八方池山荘に着いたのは、予定よりも遅い時間になっていた。八方池まで木道もあったけど尾根道を行くことに。景色見たいしね。少しガレガレゴロゴロしてるけど歩きやすい。だって家族連れやカップル、子供の団体、外国人観光客など7割下界の雰囲気やから。お目当ての八方池まで約1時間。曇り空だけど白馬三山が見える。(頂上は見えなかった) 期待していた景色は見れなかったけど、ゆっくりお昼ごはん。青空は明日のお楽しみ。

リフトの乗り継ぎ 兎平
黒菱平
八方池山荘が小さく見える
曇り空の八方池
八方池につながる木道

ここからは、ハイカーだけになってようやく山らしくなってきた。

町が遠くに小さく見える

約2時間で唐松岳頂上山荘に到着。受付を済ませてテン場へ。到着が遅かったから全然空いてない。ズンズン下りること10分。振り向くと小屋は遥か遠く。。。やっと空いてた、一番下の一番隅っこ。仕方がない。テントを張っているとパーッと晴れてきた!

遥か遠くの小屋
テン場から立山三山と剱岳

夕ごはんまで時間があるから、唐松岳に登っちゃおう。頂上からは、目の前に五竜岳、その奥遠くに槍▪穂高、その西に薬師、立山三山、剱岳。他にもたくさんの山が重なって見える。

五竜岳
立山三山と剱岳
唐松岳
唐松岳頂上

景色を楽しんだらテントに帰って夕ごはん。五竜岳の前に陣取って食べたら、アルファ米もご馳走になる。ひとり時間を楽しんだらおやすみなさい。夜中目が覚めるとテントの中がほんのり明るい。ん?外に出てみると辺りが青い月明かりに照らされて、山が漆黒のシルエットになってる。なんて静かな夜。

翌朝、やっぱりご来光が見たくて再び唐松岳へ。昨日は、見えなかった白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳が見える。ずっと遠くにはボンヤリ富士山、噴煙を上げる浅間山も。きれいやなぁーと、しみじみ。

1日が始まった
白馬三山

テン場に戻ると回りの人は、いそいそと撤収して出発してる。私は、全然急いでないからね。朝ごはんも五竜岳の前でゆっくりと。さてと、そろそろ行きますか。この青空が八方池までもちますように。ザックを担いで一気に下山する。だんだんガスが湧いてきて焦る。急げー!んぁー、アカンかった。ガスガスの八方池に到着。

ガスガスの八方池

ギリギリまで粘ったけど、青空は戻らず。諦めて下山。

ブルーベリーソフト

実は、昨年も一昨年も唐松岳の計画は立てていた。でも、お天気に恵まれず中止。今年は、やっと行くことができた。楽しみにしていた景色には会えなかったけど、唐松岳からの眺めは最高でテント泊も楽しめたから大満足!

文▪写真 : りょう